3月は1日1日、目に見えて春が近づくのが分かります。
お水取りも終わったのに、昨日は気温も低く風も冷たい1日でした。打って変わって今日は日が照り暖かです。三寒四温は冬の季語ですが、今の季節にこそ、ぴったりの表現ですね。
3月1日、高校の卒業式が終了しました。
後輩達が心のこもったコーラスやブラスバンドの演奏で、巣立って行く皆さんを送り出しました。
厳粛な中にも温かい、良い卒業式でした。この記憶はきっと卒業生の心に温かく残ることでしょう。
3年間、また6年間見守ってきた皆さんの未来が、実りあるもので、また幸せな人生でありますように祈ります。
3月は華やかで少し寂しい別れの季節ですが、卒業生の皆さんにはこれから新しい生活と出会いが待っています。
卒業しても大手前高松は皆さんの学校です。
ホームカミングデーには帰って来て、先生たちに元気な顔を見せて喜ばせてください。
大手前高松の3月はこれから中学校の修了式、そしてイギリスへの語学研修旅行とまだまだ行事が続きます。
校庭を歩きながらふと見ると、校門前のパンジーは鮮やかに咲き誇り、大手前高松自慢の桜並木の桜の木にはほんのりピンク色の蕾が膨らんで来ています。桜の木も力いっぱい、花を咲かせる準備をしているのですね。
もうすぐ4月。
4月は出会いの季節です。
爛漫と咲き誇る桜の下を通る新入生の姿が目に浮かぶようです。