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TODAY'S NEWS今日の出来事

7/17開催のオープンスクールアンケートへのご回答

7/17(土)のオープンスクールもたくさんの方に来ていただきました。ありがとうございました。アンケートに書かれていた質問には今回も中学団長の邑地が可能な限り回答させていただきます。
http://www.otemae.net/today/22345に7/3(土)の回答も載せてありますので、参考にしてください。

Q. いじめやSNSトラブルにはどのように対応されていますか?

A. 徹底的に対処します。まずはトラブルを未然に防止できるように、入学式後から人間関係の上手な作り方についてはしっかりと教えていきます。本校は私立の学校で、基本的には落ち着いて勉強に向かっている生徒が多いですし、そのようなトラブルもかなり少ないです。しかし、そうは言っても中学生はまだまだ成長段階なので人間関係のトラブルはどうしても起こってしまいます。トラブルが起こってしまった際は、生徒たちにとってある種の「成長のチャンス」だと捉え、教員も入って徹底的に話をします。いじめなどの重大な問題があれば中学の教員からの指導に加え、生徒指導からの対応があります。大人の悩みの9割以上が人間関係の悩みだと言われていますが、だからこそ中学生の間に人間関係の正しい作り方をしっかりと身につけてもらいたいです。あと、学期に一回ほど、教育相談週間というものがあり、放課後に面談の時間を設けて生徒の悩みをしっかりと聞き、アドバイスを与えたりしています。情報モラル教育もしっかりと行っています。中学生の間に失敗することもあると思いますが、学生の間は失敗しながら学んでほしいと思います。失敗しても、それをしっかりと受け止め、次に生かしていけばいいですよ(^^)

Q. 最近のバドミントン部の成績を教えて下さい。また何人程度所属していますか?高校生と一緒に練習するのでしょうか?

A. バドミントン部は中学生が現在6人所属しています。高校生がかなり多くて40人くらいいます。中学生部員はどちらかというと楽しく練習しているみたいで、大会には参加しないこともあるみたいなのですが、希望したら参加できます。部活動に加えてクラブで練習する生徒とかも過去にはいました。中学生バドミントン部の定期考査の成績はかなりすごいです。羽を打っていたら集中力が身について賢くなるのか、それとも優秀な生徒がバドミントンを選ぶ傾向にあるのかわかりませんが、文武両道ができています。高校生は毎回県総体や新人戦に積極的に出ているみたいですね。外部コーチの指導があり、高校生とも一緒に練習します。本校には勉強に支障がでるほどの「ブラック部活動」はありませんが、これからも今の「楽しい部活動」という空気感を大切にしながら部活動も活性化させていきたいと思っています。
バドミントン部に所属している中2の部員達は「毎回の部活動が楽しいと思える良い雰囲気です!」「今の中学生メンバーは全員中学からバドを始めた初心者ですが、どれだけ失敗してもOKな雰囲気があり、部員同士でカバーし合ったり、教え合ったり、コーチや横山先生が優しく教えてくれる。アットホームで、高校生にも話しかけやすく、いつも明るい雰囲気です!」と答えてくれました。確かに、顧問の横山先生からは優しさがにじみ出ていますね。また、中1の部員達は「ラリーをしたり、中1・2でミニコートを使って試合をしています。栗田コーチがラケットの角度とか打ち方とかを教えてくれます。中2の先輩方が優しく接してくれるので練習が楽しいです。中学生は割とゆるくやっています」と答えてくれました。

Q. 息子は食堂にすごく興味を持っていたので、食堂について教えて下さい。

A. 小学校には食堂がないですから、興味を持つのもわかります。日替わり定食や日替わり丼は食券が早く売り切れる傾向にあるので、二時間目の後くらいに食券だけを買いに行くといいでしょう。食堂の中には購買部があり、パンやおにぎりも購入できます。自動販売機もあり、ジュースも買えますよ。購買部には販売や食堂の仕事をしてくれる優しい方がいらっしゃいます。

Q. 大手前生は塾に行っていらっしゃいますか?

A. 塾に行っている生徒の方が少ないですが、学校の勉強の負担にならない範囲で塾に通っている生徒はいます。アンケートを取ったところ、現中学生の3割くらいが塾に通っていますね。中学1年生の中には小学校の時に通っていた塾にそのまま通い、様子を見ている生徒もいるみたいです。塾に通わず、学校の授業と自主学習の時間を大切にしていい成績を収めている生徒は結構います。彼らは学校で配られた参考書や問題集、単語帳などをかなり徹底的にやりこんでいます。昨年度私が担任していた高3クラスで慶應義塾大学に行った生徒が使っていたボロボロの単語帳を見ていただいたら、人から習うばかりではなく、自分で必要なことを考えて勉強することの大事さが少しはわかっていただけるかと思います。

素晴らしいサービスを提供している塾もたくさんありますし、行ってもらっても全然問題ないですが、塾の勉強ばかりで平日毎日7時間ある学校の勉強を疎かにすると逆に非効率だと考えます。まずは学校の勉強と宿題をしっかりとやってもらって、余裕があれば検討していただくという形で大丈夫です!塾や予備校を否定しているわけではなく、「お金払えば成績伸びる」と勘違いしているうちは伸び悩みますし、そのようなスタンスでは塾側もお困りになると思うので、このような話を生徒にもしっかりと話しています(^^)

Q. 送迎バスはサマースクールに記載されていたコースのみになるのでしょうか。

A. そうです。全5ルートのバスが出ており、高松市郊外や市外からもたくさんの生徒にバス通学で来ていただいています。生徒はバス以外にも、徒歩や自転車、保護者の送迎、電車など様々な方法で通学しています。

Q. 中学前半から英語など個別教科でその子に合った学習を進めていただくことはできるのでしょうか?英検3級を小学校で取得予定ですが、中学校入ってからのサポートが気になります。

A. もちろん、英語が得意な生徒にはアドバイスを与え、どんどん英語力を伸ばしてもらいます。本校の中学生はだいたい3割位が中1で英検3級(中3卒業程度)、中3で英検2級(高校卒業程度)に合格します。小学校の時に英語を習っていなくても、勉強して定期テストの総合得点をしっかりと取ってくるようなタイプの生徒が中3で2級以上を取ります(準2級は大半が取ります)。中学で準1級を取った生徒はほとんどが中学から英語を勉強し始めたメンバーです。逆に小学生で英語を習っていた生徒も中学内容の英文法や英単語の使い方を理解しておらず、感覚で英語を学んできたタイプの生徒は放っておくと準2級や2級を取った後、伸び悩みます。また、国語や数学を疎かにして英語だけ勉強してきたタイプも伸び悩む傾向にあります。これは高校内容になってから内容が高度になり、英語「を」学ぶのではなく、英語「で」内容を学ぶようになり、英語を読むにも書くにも内容や表現についてしっかりと考えないといけなくなるからです。中学生になったら1年生から英語の理論的な部分は深いところまでしっかりと教えていくので、小学生の時に無意識でやってきた部分を「わかってるわ」とごまかすのではなく、「へぇー、そういうことだったんだ!」と素直に受け止めていくと、中学で2級や準1級に受かりますよ。あと、日本語の本もたくさん読んで、言語力自体を高めたり、算数もしっかり勉強して考える力や情報処理能力を身につけたりしておいてください。英語ができるのは大手前高松では当たり前なのでプラスアルファの能力を身に着けていきましょう。

Q. 女子バレーボール部はありますか?

A. あります!高校生も含めて男女16人で非常に楽しそうです。現時点では人数が足りていないので、試合には出ていないみたいですが、今後人数が増えたら部活動の雰囲気も変わってくると思います。あと、中3以降に高校も含めてのクラスマッチが行われるのですが、バレーボールの競技があり、バレーボール経験者は無双できます。中学生部員に部の雰囲気を聞いたところ、「チームのみんなが仲良いので、楽しいです。練習の時間と休憩の時間のメリハリがついていて、とても活気があると思います」とのことです。
中学生に関していうと、部活動以外に習い事をやっている生徒が多いように思われます。陸上や柔道、サッカーをクラブチームで練習している生徒やピアノやバイオリン、書道などの習い事に力を入れている生徒もいます。放課後にビジネスプランをグループになって考えている生徒や東京大学のオンライン講座に参加している生徒もいますよ。昔みたいな「部活動と勉強」という2つの軸から、多様な軸を持って学生生活を過ごす生徒が増えてきていますね。ちなみに私は陸上部顧問と中学野球部部長をしながら、柔道の引率にも行っています。

Q. iPadは持っているものではなくて、新たに購入する必要があるのか。

A. iOS13以降なら持っているもので大丈夫ですが、iPad Miniは使用しないように言っています。iPad ProもOKです。原則Wifiモデルでセルラータイプは非推奨にしています。新たに購入する場合は学校で手配します。

Q. 受験勉強でどんな勉強をすればよいかわからない。授業料とは別に料金を必要とする授業、補講、夏期講習、夜講みたいなものはあるか?

A. 国語と算数をしっかりと勉強して頂ければと思います。過去問題は事務室でお渡しできますので、問い合わせてください。授業料とは別に料金を必要とする授業は希望者のオンライン英会話くらいで、それ以外の授業は基本費用はかかりません。補講は期間限定で担当教員が開催することがありますが、基本的には授業と自主学習に全力を注いでもらっています。朝のMSS(モーニングスタディーサポート)や部活動の時間にある個別学習計画では自習室を開放し、多くの生徒が利用しています。

Q. 通学バスは無料でしょうか?有料なら費用が知りたいです。食堂のメニューの価格帯、特待生の授業料免除の期間、修学旅行の費用について教えて下さい。

A. 費用については気になると思います。まず、授業で使用する補助教材や年3回程度受験する校外模試、遠足などには別途費用がかかりますがそこまで大きな額にはならないと思います。通学バスは有料です。現在中学1年生は、香西・築港ルートは8,200円/月、その他のコースは9,200円/月です。食堂メニューの価格帯は250〜450円の間くらいですね。特待生の授業料免除の期間は在学中です。素行や成績によっては取り消されることもありますが、今のところ特待生の生徒はよく頑張っていてそのようなことは聞かないです。修学旅行はグアムに行く場合は生徒がお土産をメッチャ買うとかがなければ北海道や沖縄とそこまで変わらない値段で行けると思います。その時の旅行会社の提示する値段によるのでここでは答えられないです、すみません。なるべく費用は抑えるようにしていますが、学費も含めて「これだけ見てもらってこれだけの費用でいいんですか?」と言われるように質の高いサービスを提供し続けようと努力しています。

Q. 生徒たちが自主性を持って学習やお手伝いに取り組んでいる姿を見て非常に好印象でした。
ありがとうございます。中1の片方のクラスの生徒たちが手伝ってくれていましたが、あえて当日の直前まで何も伝えず、打ち合わせほとんどなしで手伝ってもらいました。彼らが学校生活について個別にどのような説明をしたかはわかりませんが、おそらくしっかりと対応してくれたのだと思います。「手伝いたいです!」と言ったので、こんな役割があると伝えて、「あとは自分の頭で考えて一生懸命自分なりにやってくれればいいよ」とだけ指示しました。逆にそれで彼らがどれだけやれるのかを見たかったというのと、たぶん彼らのコミュニケーション能力の高さなら大丈夫だろうという安心感があったので、あまり多くの指示を出しませんでした。基本的にオープンスクールではありのままの学校の様子を見てもらって、それでガッカリされたのであればそれは仕方ないと思っているので特別な準備はしていないです。アンケートの多くに「在校生の対応が良かった」という内容があったので、しっかりと対応できていたのだとわかり、嬉しい限りです。
今の中学生に言えることは、勉強を一生懸命やっており、英検や校外模試なども含めてそれなりの成果を出していますが、それ以上にコミュニケーション能力や発表能力が普通の中学生に比べて非常に高いと思います。もちろんまだまだなのでもっと磨いていきたいと思いますが、4ヶ月前まで小学生だったメンバーにしてはかなり鍛えられているのではないでしょうか。中2や中3もコミュニケーション力は高く、少しの指示で期待以上の動きをしてくれる生徒が多いですよ(^^)

以上です。大手前高松中学・高等学校を含めて私立の学校選びに少しでも興味を持って頂ければと思います。今後も宜しくお願いします。