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2021/07/28新任の先生にインタビューしてみた!

社会科 佐野先生
今年度から、高校1年5組の担任をされています。
今回、新任の佐野先生に、経歴やポリシー、社会の勉強の楽しみ方などを伺いました。

■ご自分を一言で言うと
「真面目」とよく言われますね。そういう自覚はないんですが、人にはよくそう言われます。

■いや、絶対そう見えますよ。中身も真面目ですよ。ほんとに。昔、絶対何かに打ち込んでたでしょう?
水泳ですね。かれこれ小学校上がりたての頃から高校3年生まで打ち込んでいました。松山市に住んでいたんですが、家から徒歩2分のところにスイミングスクールがあって、高校では部活でも水泳をやりながら、スクールにも通っていました。
得意な泳法は、平泳ぎで、県総体にも出場できました。
大学時代は、アルバイトで、水泳のコーチをやっていたこともあります。

■なるほど!それでですかぁ。体格いいですよね、先生。自分を追い込んで努力を続けられたんですね。そんなストイックな佐野先生の、生きる上でのポリシーはありますか?
特にこれといったものはないのですが、大切にしたいと思うのは、「人に迷惑をかけない」ことと、「(仕事などで)何があっても穴を空けない」ということです。
やはり、人から任せられて、自分が承諾した仕事をしっかりやり遂げるのは、社会に生きる身として当然だと考えています。

■なるほど。佐野先生は職員室でも常に、「任せていただいたことは何でもやります。」とおっしゃっていますからね。その責任感とチャレンジ精神は、新卒の頃だけでなく、そこから10年ほど経つ今も持ち続けていらっしゃるのですね。周りの先生も毎回助かっています。

■大学時代の専門は何ですか?
経済学部で「経済思想史」を専攻していました。あと大学院の修士課程では、経済理論、中でもコーポレートガバナンス(*)に注力しました。
(*)「企業統治」のこと。「会社は経営者のものではなく、資本を投下している株主のもの」という考え方のもと、企業経営を監視する仕組みのこと

■大手前高松の門を叩いたきっかけは何ですか?
大手前高松のホームページに書かれていた、「社会のリーダーを育てたい」という方針ですね。育てたい人物の「像」がはっきりと書かれていたことに衝撃を受けました。

■リーダーが育ちそうな雰囲気は学校にありますか?
これからかな?という感じです。現在担任をしているクラスの生徒たちも穏やかで、まだそこまでギラギラした野心を見せていない感じです。あと数ヶ月すると顔つきも変わってくるでしょうね。楽しみにしています。

■佐野先生ご自身が育てたい生徒像について語ってください。
好き・嫌い問わず、あるいは、したい・したくないに関わらず、今、目の前にあることを逃げずにやり遂げられる人間でいてほしいです。ただやるのではなく、言い訳せずに全力で「やり抜く」ことができる人になってもらいたいです。

■先生は現在、現代社会を担当されていますが、現社の面白さについて教えていただけますか?
はい。最も生活と直結しているところです。日々ニュースに挙がってくる時事ネタが教材になり得ます。18歳参政権は、全く他人事ではありません。社会で生きていくために、ニュースを見て、人と話す。わからないものは、家の人に尋ねる。新聞も自分で読んで、気になるところを人と語る、私のところにきてくれても構いません。とにかく興味を育てるためのチャンネルを自分で刺激し続けることです。コミュニケーション力(社会性)も育めます。社会は人と人との関わりなんです。新聞であれば、社会面と経済面だけでもよいので、毎日目を通すと面白いですよ。

■ありがとうございます。まさに「知りたいときが、学びどき」ですね。佐野先生は毎日熱心に放課後も教材研究をされていますね。ほんとに毎日。そんなペースでお仕事をされていて、休む暇はあるんですか?
最近は生後7ヶ月の娘と遊んでいます。遊ぶといっても人形を振ってあげてるだけなんですけどね(笑)。家では普通にパパです。もうね、見ているだけで本当に、いやほんっとうに癒されるんです(息)。
仕事を充実させるために、最近、一番ハイスペックなiPadを購入しました。社会科という側面から生徒の興味をガンガン刺激していきたいと思います。

■佐野先生のパワーの源がよくわかりました。これで終わりにしますが、次回ぜひ、先生の魅力を深掘りさせてくださいね。
僕でよければ、いつでもお願いします。

最後まで謙虚で力強い、佐野先生でした!