7月30日（金）には多くの企業さんにおじゃまして，高松や香川の企業がどのように社会や暮らしに関わって，地域や社会に貢献しているのかを知ることができました。今まで知らなかった企業活動を新たに知ったり，主観的に漠然とイメージしていた仕事の内容がより明確になり，生徒たちも生き生きと目を輝かせていました。

高松市にある株式会社ケーブルメディア四国さんに訪問したグループではケーブルテレビの仕組みや役割を教えていただきました。ケーブルテレビさんでは「ピカラ光」のインターネット回線でお世話になっている方も多いと思いますが，地域に密着した内容のケーブルテレビ放送や地上デジタル,衛星放送の受信でお世話になっている場合もあります。

カメラや機材を持って，ケーブルテレビ放送の撮影現場や撮影体験もさせていただき，座談会の中でメディア業界のちょっと知りたかったふだん聞けない話まで聞けて，とてもおもしろかったですよ。

ありがとうございました。

 

 

ダンロップタイヤ四国株式会社さんでフィールドスタディーを行ったグループもあります。ダンロップタイヤ四国株式会社さんでは住友ゴム工業系であるダンロップやファルケンブランドのタイヤを中心に四国地域に営業圏を持たれて，専門的な卸や小売りを営まれています。

 

 

会社説明会では会社の成立から概要，また，タイヤの種類のこと，タイヤの製造から販売までの流れなど深く「タイヤ学」を学ばせていただきました。

 

ビジネスマッピングゲームでは卸としてどのような業者さんとどのようなビジネスを行っているのかを明らかにして，需要を考えたり，業界や業種の知識を広めたり，末端消費者にわたるまでの商流を知ることができました。

 

消費者として日常生活を送る中でも，新しいものの見方や関わる様々な人を想像することができるようになりました。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

本校では教員もファシリテーターとして，このような多様な気づきの場を作り，生徒が自由に自主的に感じることを大切にしています。承認や問いかけを通して，課題を発見し，問題解決をできる力である「社会人基礎力」をつけられるようにしています。