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ホーム > 2021/08/19 数学で、こんな力をつけたい

今日の出来事TODAY'S NEWS

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今日の出来事2021.8.24

2021/08/19 数学で、こんな力をつけたい

今回は、数学科でかつ高校2年栄冠SSコース担任の白倉先生に、「なぜ数学を勉強するのか」についてインタビューしました。
今回の内容は、どちらかといえば中学生、数学を勉強し始めた生徒さん向けの内容になります。

■去る中3向けのオープンスクールにおいて、このテーマについてお話されていましたね。白倉先生、数学って、どのような力がつくんですか?
ー私の持論ですが、数学は「考える」ための勉強です。確かに「解く」ことは大切で、自分の答案に○がつくのは楽しいことです。しかし、それ以上に、正解に辿り着くまでのプロセスで、自分の頭で「考えている」、「思考している」、ということが一番大事なことだと考えています。
■数学の勉強で大事なことって何ですか?
ー考えるための大前提として、中学校の初めから、「知識・ことば・定義・公式」を徹底理解しておくことです。「合同(平面図形)」、「中央値(資料の活用)」、「因数」など、多くの用語を正しく捉えておかなければ、自分が取り組んでいる計算の「意味」がわからなくなってしまうんです。そうなると機械的な取り組みになってしまって、問い方を変えられた時に、手も足も出なくなってしまいます。
■なるほど。深く理解した上で定着させるわけですね。具体的にはどのような方法がありますか?
ー最良の教材は教科書です。どこの教科書会社も書いている、ごくごく基本的な項目を、隅々まで覚えて欲しいです。理解して覚えたあとは、それが「使える」ように演習をします。これは、できているようで、実はできていない人が多いんです。わかっているつもりなのです。基本問題をやった直後にその類題が解ける。これは意外と簡単なことです。しかし、基本問題から数日経ってから解くとなると、「あれ?どうやるんだっけ?」という疑問が浮かぶ。手法を暗記しているだけで、「意味」まで理解できていないわけです。この10年、生徒たちの取り組みを見てきて、痛切に感じますね。「簡単なことを高い精度で仕上げる」ことがいかに難しいか。

■徹底理解の他にも、大事なことを教えていただけますか?
ー1つ目と一部重複しますが、How?(どのように)のみならず、Why(なぜ)?を大切にすることです。
Howは解き方ですね。多くの人は「解けるからこの問題はクリアしたぞ!」と誤解します。しかし、Why、つまり「なぜそうなるのか」「何のためにその解法を選ぶのか」が不完全なまま安心してしまうんです。だからパターンを変えて出題されると、対応できないわけです。私は数学検定の運営も担当しているのですが、その数検の2次試験では、Why?まで理解できて初めて解くことができる問題ばかりです。
■Why?の考えを徹底し始めた生徒に伸びを感じますか?
ーはい。最近では、数学検定準1級の合格者が増えています。馴染みのない方のために説明しますと、2級が高2レベル、準1級は高3の理系レベルです。Why?を必要とする、かなり難しい問題を、限られた時間内にできるだけ多く正解する検定試験です。
■それは大きな変革ですね。しかしそこまで到達する生徒には、相当の苦難が待ち受けているでしょうね。どうやって指導されているのですか?
ー「言語化」が不可欠だと感じています。つまり、ミスの原因を「言葉で書き出す」ことをしてほしいです。解きっ放しでは学びがありませんよね。テストはある意味、実験です。その実験のあと、分析を行なって改善策を立てて実行し、また次の実験に活かすわけです。もし仮にミスを放っておくと、また同じミスをする、これは生徒が思っている以上に頻繁に起こっています。
ミスの原因を「文にする」ことによって、目視するより脳に残りやすくします。そのために私がふだんから使っているのが、「ダメ出シート」です。いわゆる「原因分析の紙」です。直し用のシートではなく、「Why探し用」のシートです。テストの後は、それで最高の教材が出来上がります。

■なんか、成績が上がりそうな取り組みですね。わかった「つもり」を徹底的に潰して本物の学びに変えるわけですね。白倉先生は、前から数学が好きだったんですか?
ー実は、得意だったのは、小学校の算数までなんです。中学校に入って、方程式を学び始めると、赤点つまり欠点を取り始めたんです。補習に何度も呼ばれて・・・。今だから言えますが、少し数学のことをバカにしていたんだと思います。「80点、90点、余裕で取れるよ。だって、計算って作業でしょ?」って。答えがだんだん合わなくなってきた。
転機は中2の3学期でした。平面図形で「合同」が登場した時でした。それまで低迷していた計算問題と違って、「証明せよ」っていう問題がたくさん出てきました。初めて思いましたよ。「条件を自分で考えて、自分のことばで説明する」。これはおもしろい!って思いましたよ。だって、計算とは違うんです。自分がやっているのは「考えた」ことを「ことばで」表現することだったんです。四則演算、分数、少数、比などとは全く違う世界でした。Why?にスポットが当たった瞬間、私の数学人生が変わったんです。
大学入試の数学も同様で、採点者に説明する過程が重視されます。たとえ最後の答が合っていても、途中の説明ができていないと、マイナス80点されることもある、その説明次第で評価が変わってくるんです。
1. 用語や定義の徹底理解、2. Howに加えてWhyを大事に、3. ミスを分析して言語化、この3つは、必ず学習者の未来につながることだと信じています。
■先生、体験に基づいた貴重なお話、ありがとうございました!

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