7月30日に実施された高校2年総合探究で訪問させていただいた高松市のトヨタカローラ香川株式会社本社さんでのフィールドワークをご紹介します。トヨタディーラーブランドの一つであるトヨタカローラ店の香川県内の店舗を統括されています。トヨタ自動車の生産する新車や各社中古車販売，自動車修理・点検等の事業を展開されています。

「自動車販売会社について学ぼう！！」をテーマとして，会社の取り組み，事業の社会的役割や、どういった人たちを支えているかについても説明いていただきました。また，自動車の試乗体験もさせていただきました。

試乗体験では，最近話題になっているトヨタのＭirainiに乗車させていただきました。自動車という乗り物の空間の快適性や随所に見られるこだわりを感じることができました。Ｍiraiは燃料電池車としてエコの観点からも注目されており，ステアリングや走行などに自動運転技術を広く採用しているセダン車としても知られるようになっています。

トヨタといえば，プリウスなどのハイブリッド，電気自動車というイメージもあります。乗り物としての自動車を製造・販売するだけでなく，環境問題への対応，AIによる自動運転による物流促進，地域の高齢化対策や人材不足，観光や地域振興対策の中でのさまざまなモビリティをシームレスにつなぐMaaS（モビリティ・アズ・ア・サービス）など，社会問題や課題へのアプローチも注目されています。

単なる企業の利益追求だけでなく，社会や地域の中に深く入り込んで，問題を解決していかなければならないという社会的使命を強く感じさせる企業活動も多くなってきているように思います。

トヨタ「コネクティッド・シティ」構想を発表し，静岡県裾野市に「Woven City」(ウーブン・シティ)の準備も進んでいます。

単なる自動車という物の販売だけではない，自動車から広がる付加価値のあるサービスはさらに広がります。トヨタ系ディーラーとして，大きなグローバルな視点を持ちながらも，地域に根差しながら，地域の方々から愛され，信頼を得るための日々の活動，接客術などについても学ばせていただき，広く働くということの意味ややりがいを学ばせていただきました。

お忙しい中，ありがとうございました。