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2021/02/04 あなたも数学検定に挑戦してみませんか?

大手前高松高等学校では10年前より「実用数学技能検定」を校内で実施しています。

今回は数学科の白倉先生に数学検定の魅力、メリットについてお話をしていただいてます。

実施当初は受験希望者は10人にも満たない人数でしたが、年々受験者が増えて現在では年6回(6月、7月、8月、11月、2月、3月)の受験機会を設けています。
数学検定の魅力は3つあります。

➀数学力を測れる
数検は、生徒一人一人の学力を客観的な指標で絶対評価できる試験です。数学検定の各級は中学数学や高校数学の内容と紐付いています。例えば準2級は高校数学の「数学Ⅰ・数学A」内容です。本校では中学3年生、高校1年生が授業を受けている内容です。
近年では高校数学の「数学Ⅲ」内容である準1級に挑戦し合格する生徒も増えています。
また、数学検定では1次試験と2次試験に分かれています。
1次試験は計算や基礎知識を問う問題で、基本事項の確認や定着につながります。
2次試験は日常での数学の活用を重視した問題が出題され、生活と数学の結びつきに気付かされ、楽しく取り組める問題が多いです。
このような試験を通して、受験者は数学を楽しみながら力をつけていきます。

②進学に利用できる
数学検定の級を取得することによって、大学の入学試験で優遇される事例も増えています。例えば高知工科大学経済マネジメント学群の総合型選抜入試では数学検定準1級を取得することによって、学科試験が「みなし満点」となります。
また、神戸学院大学の学校推薦型入試では取得している級に応じて加点する制度があります。学科試験では合格点に届かなくても、この制度のおかげで合格を勝ち取った生徒もいます。

③自己アピールに利用できる。
数学検定は資格なので、調査書等にも記載されます。また、就職時に必要である履歴書にも記入できます。大学進学後でも一生仕える資格として活用できます。大手前高松では今年度、のべ160名の生徒が数学検定を受検しました。あなたも、大手前高松で受験してみませんか?

白倉先生、ありがとうございました。

(授業風景でのグループワークの写真は2019年2月に撮影したものです)