復興庁の出前授業が行われました。本校2年生を対象に実施されたこの授業では、東日本大震災からの復興をテーマに、特別な講義とグループワークが行われ、生徒たちは復興の現状や課題について学びました。
授業の前半では、復興庁の大木参事官による講義が行われました。震災の概要、現在の復興状況、そして震災の記憶を次世代に伝える重要性について、具体的なデータやエピソードを交えた説明に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
後半のグループワークでは、「復興の取り組みをどのように多くの人に伝えていくか」というテーマで、生徒たちが意見を出し合い、議論を深めました。各グループが発表を通じて共有したアイデアには、震災の記録を映像化する案や、SNSを活用した啓発活動など、多様な視点が含まれていました。
本授業を通じて、生徒たちは東日本大震災の復興への理解を深めるとともに、自らの役割を考えるきっかけを得ました。授業の最後には、復興庁から福島産のりんごが生徒たちに贈られました。生徒たちは復興への想いを共有しながら、笑顔で受け取っていました。
復興庁の皆さまをはじめ、関係者の皆さまのご協力に深く感謝申し上げます。