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食生活の大切さを学ぶ—食品科学に関する講演会を開催

中学1・2年生を対象に、神戸女学院大学 人間科学部 環境・バイオサイエンス学科の高岡素子教授をお招きし、食品科学に関する講演会を開催しました。本講演会は、食生活と健康の関係を科学的な視点から学び、日々の食事を見直すきっかけを提供することを目的としています。

食べ物の力と健康の関係

講演では、「食べる投資」と題し、食べ物が健康や美容に与える影響について詳しくお話しいただきました。特に、腸内細菌の働きやアミノ酸の効果についての説明は、生徒たちにとって新鮮で興味深いものでした。

また、「血糖値スパイク」や「プロバイオティクス」などのテーマにも触れ、日常生活で注意すべき食習慣について考えました。例えば、空腹時に清涼飲料水を飲むことのリスクや、発酵食品が腸内環境を整えることの重要性など、具体的な事例を交えた説明がありました。

グループディスカッションで深まる学び

後半では、生徒たちがグループに分かれ、「おばあさんの作ったおにぎり」というテーマでディスカッションを行いました。これは、食べ物を大切にする意識を育むことを目的としたもので、実際に日常の食生活を振り返りながら、食べ物と健康の関係について考えました。

生徒たちは、「胎内の赤ちゃんが母親から細菌をもらっている」という話に驚いたり、「アミノ酸の効果や野菜を食べるメリットを知り、これからの食生活を見直したい」といった感想を持ったようです。また、グループディスカッションを通じて「他の人の意見を聞くことで、自分にはなかった視点に気づいた」という声もありました。

今後の学びにつなげて

今回の講演を通じて、生徒たちは食品と健康の関係について科学的な知識を深めることができました。「もっと聞きたい」という感想も多く、今後の学習活動にもつながる有意義な時間となりました。

今後もこのような機会を設け、生徒たちが日々の生活に役立てられる知識を学べるよう、引き続き取り組んでいきたいと考えています。