TOP ⁄ トピックス一覧 ⁄ 今日の出来事 ⁄ 夏休みの昆虫調査を学会へ! 生物部昆虫班が日本昆虫学会で発表

TODAY'S NEWS今日の出来事

夏休みの昆虫調査を学会へ! 生物部昆虫班が日本昆虫学会で発表

生物部昆虫班の生徒が、日本昆虫学会第86回大会に参加し、ポスター発表を行いました。
今回発表した研究テーマは、
「LED照明の波長の違いによる夜間の昆虫への影響調査 ―カメムシ類を中心として―」です。
近年、街灯をはじめとする人工照明が昆虫などの生物に与える影響が注目されています。そこで昆虫班では、LED照明の光の違いによって、夜間に集まる昆虫の種類や数がどのように変化するのかを調べました。
夏休みには、日没35分後から1時間、校内に赤色・緑色・昼光色・紫外線の4種類のLEDライトトラップを設置して調査を実施。採集した昆虫を一つひとつ同定し、得られたデータについて統計解析を行いました。
その結果、昆虫全体では紫外線LEDに多く集まる一方、カメムシ類では昼光色LEDに多く集まるという興味深い傾向が確認されました。昆虫のグループによって光への反応が異なる可能性があり、今後さらに検討していきたい課題も見つかりました。
学会当日は、これまでの調査や分析の成果をポスターにまとめ、多くの研究者や参加者の方々に説明しました。発表後には質問やアドバイスもいただき、研究方法や結果の解釈について、新たな視点から考える貴重な機会となりました。
生物部では、生き物を「見つける・観察する」だけでなく、自分たちで疑問を見つけ、調査し、データを分析し、その成果を社会に発信することを大切にしています。
今回の学会で得た経験やご助言を今後の調査に生かし、さらに研究を深めていきます。