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2021/02/04 卒業生にインタビューしてみました

本校を昨年卒業し、数学検定準1級を取得し、高知工科大学に進学した三好大翔さんにお話しを伺うことができました。

Q.数学検定準1級を取得するためにどんな勉強をしましたか?

A.授業担当の長尾先生が出していた毎週の課題は時間が許す限り、他人の力を借りず、考えて解答するようにしていました。これを実行するためには授業の基本となる部分や公式はきっちり授業内で覚えるか、授業プリントの端っこに書き留めておくようにしていました。1番は授業や出された課題を大事にしたことです。

Q.数学検定準1級をとったことでどのようなメリットがありましたか?

A.1番の恩恵は大学に入った後、教職課程を履修する中で他の人より断然理解が速くなったことです。公式を覚えられても、使うのに慣れているのと慣れていないのでは大きく差が開きます。また、使うのに慣れていけば、公式がうろ覚えということも少なくなり、それだけ人に教えることに自信を持つことができます。また、僕が進学した高知工科大学経済マネジメント学群は総合型入試で数学検定準1級を持っていると数学の筆記試験が免除になるという入試方法だったので受験でも有利に働きました。

Q.三好さんが今頑張っていること、これからの自分の将来像を教えてください。

A.自分は教師を目指しています。そして、教師になる上で「数学を教えることで、相手に理解や興味を持たせ、一旦は立ち止まって考える癖をつける」というのを勉強面で一番重要視していきたいと考えています。今はグループワークや話し合いを多く取り入れている授業も多いです。全員が全員の能力を向上させるのはとても良いことだと思います。ただ、数学は悩んでいる問題が理解できた、腑に落ちた瞬間が一番楽しいのに多くの人が中途半端に考えて分からなければそれが計算ミスであってもすぐに周りに相談してしまいます。それでは自分の間違いに気づいても、間違いを犯した原因までは突き止めることはできません。また、高校、大学受験では最後は自分一人の力だけで勝負することになります。その時に一人一人が自身の力だけで解決できるようにしてほしいので、「一人で考える」ことも重要視できる教師を目指していきたいと思います。

 

三好さん、ありがとうございました。これからの活躍応援しています。