10月26日(土)多度津町民会館「サクラートたどつ」で開催された「ココロひらくワークショップ」に演劇部員7名が参加しました。(主催:公益社団法人公益社団法人日本劇団協議会/助成:文化庁)
講師はミュージカル劇団「坊ちゃん劇場」(愛媛)の中村茂昭さん・土井直美さんと、作曲家いずみたくが作ったミュージカル劇団「イッツフォーリーズ」(東京)の明羽美姫さん。
ミュージカル俳優でもある講師の方たちは終始表情豊かで、部員たちの心をあっという間に開かせます。
前半は身体ほぐし・呼吸法・視線を合わせ意思を伝えるゲームなど、演劇の基礎を楽しく実習しました。
短い休憩を挟んだ後半は、いよいよ歌・ダンス・演技です。
課題曲は「手のひらを太陽に」(やなせたかし作詞/いずみたく作曲)。
まずは楽譜に指示された休符を正確に取ることや、「mp」などの強弱の表現を豊かに声に表すことの大切さを教わりました。
そして歌が身体に馴染んだら、リズミカルな伴奏に合わせて歌詞を体現する振り付けを、みんなで意見を出し合って作りました。
最後は「手のひらを太陽に」の1曲の中で、昔話「浦島太郎」や「桃太郎」のお話を表現するという活動。
振りのついた歌を、役の演技をしながら歌い踊るには全感覚を総動員しますが、部員たちはいきいきと楽しそうに自分たちの表現を披露し、講師の方たちからおほめの言葉をいただきました。
演劇部では12月20日(金)・21日(土)にクリスマス公演を控えていますが、実は初の音楽劇の制作を進めているのです。
もちろん、台本も音楽も完全オリジナルです!
今回のワークショップで体験したことを活かして良い舞台を作るので、ぜひ見にきてくださいね。