企業訪問 vol.1

探究学習の一環として、「企業訪問」を実施しました。
今年度は31社のご協力のもと、少人数のグループに分かれて各企業を訪問しました。
訪問先では事業内容や経営理念についてご説明いただいたのち、実際の職場や施設を見学させていただきました。見学後には質疑応答の時間を設けていただき、生徒たちは仕事内容や働く上で大切にしていることについて積極的に質問しました。また、多くの企業から今後の探究活動につながる「ミッション」をいただき、生徒たちはそれぞれの企業が抱える課題と向き合うことになりました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
以下、訪問した企業の一部をご紹介します。
※本記事内の写真は、訪問先企業様より掲載のご許可をいただいて使用しています。
 

株式会社イズミ ゆめタウン高松
事前アンケートで経営に興味を示す生徒が多かったことから、支配人の方に地域との関わりや経営者ならではの視点についてお話しいただきました。社外秘の内容にも触れていただくなど、新事業の立ち上げやその経営に関わる難しさを感じられる貴重な時間となりました。

らく楽保育園
生徒たちは、園児と一緒に遊んだり実際の保育の様子を見学したりと、現場でしか得られない体験をさせていただきました。座談会では、日々の保育における工夫や、現場で働く上で大切にしていることについてお話を伺い、保育の仕事への理解を深めました。

株式会社ドコモCS四国
企画についてのワークショップでは、生徒たちが熱心に耳を傾け、活発に意見を出し合う姿が見られました。その後のグループディスカッションでは、自身のキャリアの参考になる話を聞くなど、有意義な時間となりました。最後には、普段見ることのできないオフィスや設備も見学させていただきました。

谷口建設興業株式会社
香川県内の公共施設や建築物の施工を手がける谷口建設興業。東京の企業とフランチャイズ提携して展開するログハウス「BASE」も見学させていただきました。今回いただいたミッションは「社員同士が自然とコミュニケーションを取れる、魅力的な会社にするにはどうすればよいか」というもの。現場から直帰する社員も多い建設業ならではの課題に、生徒たちがどのようなアイデアを提案するか注目です。

株式会社小竹組
建設業界で人材不足が課題となる中、毎年採用定員を満たし離職率も低いなど、働きやすい職場づくりに力を入れている企業であることを学びました。ワークショップを交えながら「ゼネコン」の役割や、設計と施工の違いについても分かりやすく教えていただき、生徒たちは課題解決に向けた道筋を具体的にイメージすることができました。

西野金陵株式会社
資料館では、西野金陵の歴史や伝統的な日本酒の製法について説明していただき、生徒たちは初めて知る昔ながらの製法に真剣に聞き入っていました。特別に、新商品を開発する研究室のような場所も見学させていただき、最後には酒粕を使ったジェラートも試食させていただきました。生徒たちがどのような発想で課題に向き合うか、今後の探究活動が楽しみです。

vol.2では、引き続き訪問企業をご紹介します。

教育実習生による研究授業を行いました(高校1年生・理科)

本日、高校1年生の理科(生物分野)にて、教育実習生による研究授業が行われました。

今回のテーマは「ブロッコリーからのDNA抽出実験」です。 生徒たちは身近な食材であるブロッコリーをすりつぶし、抽出液やエタノールを用いて、実際に生命の設計図であるDNAを取り出す実験に挑戦しました。

実習生の丁寧な指導と温かいサポートのもと、生徒たちは安心してのびのびと実験に取り組み、析出したDNAの観察やタブレットでの撮影・考察など、楽しみながら科学的な探究を深めることができました。

本校では今後も、生徒が安心して学び、主体的に挑戦できる環境づくりを大切にしてまいります。

今年もカタログギフトのプロジェクトに挑戦中!ご支援をお願いします!

今年も地域活性化を目的とした探究プログラムとして、「中学生が作るカタログギフト」に中学3年生の生徒が挑戦中です。
その生徒たちの以下のメッセージをぜひ読んでいただき、ご支援いただけますと幸いです。



香川県には、魅力的な商品や企業が数多くあります。しかし、その多くは特定の地域や県内でしか知られていません。
私たちは、そんな「まだ知られていない魅力」を一冊のカタログギフトにまとめ、県内外の多くの方へ届けたいと考えています。

生徒が主体となって動く活動。
商品の選定、デザイン、電話での交渉など。

現在、制作に必要な資金をクラウドファンディングで集めています。
私たちの挑戦をぜひ応援してください!!

中学3年特色コース生徒一同



ご支援はこちらから
https://congrant.com/project/kurumirai/22696

英検1級合格インタビュー:挑戦の先に掴んだ「自信」と「言葉の心」

英検1級合格。その快挙を成し遂げた高校3年生の三船さんと、彼女の歩みを間近で見守り、支え続けてきた担任の田中先生、英語科の村上先生、そしてネイティブ教員のマーク先生。4人の言葉を交えながら、合格までの道のりと、その根底にある学びへの姿勢についてお話を伺いました。

「合格を知った瞬間は、マジで信じられなくて。画面を見て、『え、ほんまに?』って声が出ました」。高校3年生の三船さんは、照れくさそうに、でも晴れやかな表情で振り返ります。
英語学習者にとって一つの到達点である英検1級。しかし、彼女にとってその道のりは決して平坦ではありませんでした。実は1次試験から数えると何度も不合格を経験しており、特に2次試験で落ちた時は、受験勉強との両立に悩み、諦めそうになったこともあったと言います。「でも、やっぱり、せっかくここまで頑張ってきたから、最後の最後にちゃんと結果を出したいっていう……なんて言うんですかね、自分の中の『お馬鹿なプライド』があったんです。やるなら一番高いところっしょ、みたいな(笑)」。
その「お馬鹿なプライド」こそが彼女の強さだと、マーク先生は確信していました。「彼女を初めて教えた時から、周りの子への優しさと、それでいて自分の中に芯がある『ナチュラルリーダー』としての素質を感じていました」とマーク先生は語ります。三船さんには、自分のなりたいものになれる特別なキャパシティがある。プレッシャーを感じる繊細な一面もありながら、それを乗り越えていく力があるのだと、マーク先生は彼女の可能性を誰よりも信じていました。

三船さんの挑戦を支えたのは、先生方だけではありません。彼女が何度も1級に挑戦し続けられた裏には、ご家族の献身的な支えがありました。特に、毎日のように繰り返される送迎は、三船さんの心に申し訳なさと感謝を同時に刻んでいました。
「1級は受験料も高いし、会場も遠い。お母さんは仕事や家事で忙しい中、私のために毎日学校まで迎えに来てくれるんです。それなのに、落ちるたびに『あぁ、またこれだけ負担をかけておいて受からんかった……』って、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまって」。何度も不合格を重ねる自分に、もどかしさを感じる日々。しかし、そんな葛藤の中にいた彼女を救ったのは、家族の「そのままを受け止める」優しさでした。
「家族は『合格してね』ってプレッシャーをかけるんじゃなくて、『準備したことが大事やから』って言ってくれる。不合格で悲しい時、その気持ちを否定せずに『大丈夫だよ』って受け止めてくれたのが、本当に救いでした」。
担任の田中先生も、三船さんの様子を「港(ホーム)」のような立場で見守っていました。「彼女は自分でやるべきことが分かっている。だから僕は、あえて手を出さずに、ミスをしたらこっちが責任を取ればいいというスタンスでした。学校は、生徒が出ていっては帰ってくる『大きな港』であればいい。僕はその砦として、彼女が疲れた時に帰ってこられる安全地帯を守るだけでした」。

三船さんの学びを、単なる暗記から「生きた対話」へと変えたのが村上先生の授業でした。「村上先生は、冠詞の『a』や『the』一つ、助動詞の使い方一つにこだわって、『書いた人がどんな心でこの言葉を選んだのか』を読み解く授業をしてくれるんです」と三船さんは語ります。
その学びが、彼女の中で一つの曲と結びつきました。テイラー・スウィフトの『We Are Never Ever Getting Back Together』です。三船さんは、この曲のサビで使われている時制に衝撃を受けました。 「サビが未来の意志を表す『will』ではなく、現在進行形(be -ing)の『are getting back together』で歌われていることに気づいたんです。現在進行形で未来を表すのは、単なる一時的な感情じゃなくて、既にもう『決まったこと』としての強い響きがある。先生に教わったニュアンスの違いを意識して聴いた時、『あ、これは絶対に、計画的に、もう二度と寄りを戻さないっていう強い決意なんだ!』って分かって。英語の『心』が身体に入ってきた気がして、勉強が一気に楽しくなりました」。
村上先生は、三船さんの姿勢をこう評します。「彼女は、自分を追い込むための『仕組み』を自ら作る生徒です。毎日、習った構文を使って日記を英作文して送ってくる。彼女はただ知識を覚えるのではなく、それを自分自身のクオリティにまで仕上げてアウトプットできる。点数という花だけではなく、人間味という根っこを磨こうとする姿勢があるんです」。信となりました。

今回の2次試験対策で、三船さんが意識的に変えたのは「テクニックへの執着を捨てること」でした。
「前回不合格だった時は、外部のオンラインレッスンで時間配分とかのテクニックばかり気にしていたんです。でも、マーク先生との練習は全然違いました。先生、タイマーを隠して練習するんですよ(笑)。『時間は気にしなくていい。それより内容を大事にしよう、印象に残る面白いスピーチをしよう』って」。
マーク先生は、三船さんに「大人の考え方」を求めました。 「AかBかという単純な答えではなく、二つの異なる見方を示した上で、自分の判断を出す。例えば、日本の中にも実はいろんなダイバーシティ(多様性)があって、いろんな考え方や生活がある。一つの正解に縛られず、多角的な関係性を見せることの大切さを教わりました。その練習を通じて、一般論を暗記する苦しい対策から、自分がどう考えるかを自由に話す楽しさへ変わっていったんです」。

こうした学びを経て1級に合格した三船さんですが、その背景には、海外での「言葉が通じない」という苦い経験もありました。高校2年生の冬、祖父母と訪れたニューヨークでの出来事です。
「ホテルの受付でクレジットカードを出すときに、スタッフの方に『PIN code(暗証番号)』って言われたんです。でもそれがどうしても『pen(ペン)』にしか聞こえなくて。え、ペンなんてどこにあるの?ってオタワタしていたら、受付の人に大笑いされました(笑)」。
また、修学旅行のマレーシアでも、スピーカーから流れるアナウンスが聞き取れず、「私、全然勉強足りてないわ」とハッとしたと言います。こうした「教科書通りにいかない」経験が、彼女の「もっと深く学びたい」という欲求に火をつけました。

三船さんは、自分の学びの原動力をユニークな言葉で表現します。 「私のエンジンって、そんなに立派なものじゃないんです。ただの『もったいない星人』なんですよ。この授業で先生が言ったことを聞き逃したら損。この場で吸収できる全てを吸収しなきゃもったいない!っていう感覚なんです。自分を学ぶ場所として最大効率で使わないと損じゃん、っていう(笑)」。
そんな彼女に対し、マーク先生は「英語はスポーツや音楽と同じ『練習』だ」と説きます。村上先生や田中先生、日本の先生方が作ってくれた強固な土台の上に、マーク先生との実践が加わり、今回の合格へと繋がりました。

一級に合格した今、三船さんはその資格を「自信という名の武器」だと捉えています。 「一級に受かったことで、『私には英語があるぞ』という自信が持てた。将来は、研究の道に進んで、英語を武器に世界の人を喜ばせたい。田中先生や両親のように、周りにいい影響を与えられる大人になりたいんです」。
最後に、後輩たちへのメッセージをくれました。 「大手前高松は、頑張る気持ちを尊重してくれる場所です。先生に相談さえすれば、教育は誰にでも開かれているし、参加のハードルがめちゃくちゃ低い。野球やサッカー、お笑いまで、いろんなことに打ち込んでいる仲間がいるこの場所には、ポジティブな『エネルギーの循環』があります。ただここにいるだけで元気が出てくる、そんな学校の環境を、ぜひ最大限に使い倒してほしいです」。
一級合格という勲章は、彼女がこの学校という「港」で、素晴らしい師や仲間と共に、自らの手で磨き上げた「自信」そのものでした。三船さんの歩みは、ここからさらに広い世界へと続いていきます。

【放送部】NHK杯全国高校放送コンテストに香川県代表として出場しました

7月22日から24日にかけて、東京都で「NHK杯全国高校放送コンテスト」が開催され、全国の都道府県代表約3,000名が7部門で熱戦を繰り広げました。

本校からは香川県代表として、アナウンス部門に高校2年女子生徒、朗読部門に高校2年男子生徒の2名が出場しました。

両部門とも準々決勝まで進出し、惜しくも準決勝進出はなりませんでしたが、全国トップレベルの発表に触れ、大舞台で自らの力を発揮したことは、今後のさらなる成長につながる大変貴重な経験となりました。

これまで温かく応援してくださった皆様、ご理解とご支援をいただいた皆様に心より感謝申し上げます。今回の経験を糧に、今後も放送部の活動に励んでまいります。引き続きご声援のほど、よろしくお願いいたします。

BizWorld+で学ぶ「試作品」と「特許」

iコース1期生は、BizWorld+の授業で試作品づくりに取り組みました。一つの試作品を完成させるまでの時間を計測し、その結果をもとに、限られた時間でどれだけ生産できるのかを考え、生産計画の重要性を学びました。また、特許についても学習し、アイデアを守るための制度である一方、申請には製造工程を公開する必要があることを知り、特許制度の仕組みについて理解を深めました。

2026/7/25 サッカー部公式戦結果

7月25日(土) に行われたサッカー部の試合結果です。

高円宮杯JFAU-18サッカーリーグ2026 香川3部  vs大手前丸亀 6-0○

県リーグ3部は前期が終了し、グループ2位となりました。

次回のプリンスリーグ、県リーグ1部は、9月5日(土)に再開予定です。引き続き、応援よろしくお願いします。

【水泳部】各種大会結果報告

本校中3女子生徒が以下の大会に出場しました。

7/19,20 第65回 香川県中学校総合体育大会
200m平泳ぎ 4位
100m平泳ぎ 4位


7/25 第36回 香川県水泳競技選手権大会 兼国民スポーツ大会県最終予選 兼遊佐・宮本杯
100m自由形 20位
50m自由形 19位
50m平泳ぎ 8位


7/26 全国JOC香川県最終予選会
50m平泳ぎ 13位
50m自由形 16位
100m平泳ぎ 8位


この期間に出場した3つの大会で、すべての大会で自己ベストタイムを更新しました。


毎週のように大会が続く厳しい日程でしたが、疲れを感じさせない力強い泳ぎで、出場するたびに記録を伸ばし、日頃の練習の成果を発揮しました。また、高校生や大学生も出場するレベルの高い大会の中で好順位を収めるなど、中学生ながら健闘が光りました。

今回の大会をもって、中学生としての大会は一区切りとなります。来年度からは高校生として新たな舞台での挑戦が始まります。

本人は、「高校では四国大会に出場し、活躍できる選手を目指して頑張りたい」と力強く話してくれました。

これからも本校水泳部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。

高校2年生 物理「ペットボトルロケット」

高校2年生の物理の授業で、水と空気の力で飛ばす「ペットボトルロケット」の製作・打ち上げ実験を行いました。斜方投射や運動量と力積、剛体の重心といった単元の学びを、実際の現象として体感する探究授業です。

各班では、ノーズコーンの重りや水の量、発射角度、フィンの枚数・形状など、班ごとに着目する条件を1つ選んで製作。「どうすればもっと遠くまで飛ぶか」を仮説を立てながら考え、条件を変えて何度も打ち上げを繰り返しました。

夏らしい晴天のもと、屋外での打ち上げは水しぶきを浴びながらの実施となり、生徒たちにとっては勉強の合間の良い気分転換にもなったようです。歓声とともに、ロケットが青空に向かって勢いよく飛び出す瞬間は、この日いちばんの盛り上がりを見せました。

中でも最も飛距離を伸ばした班は、なんと50mの巻き尺では測りきれないほどの記録をたたき出し、「50m超え!?」と会場を沸かせました。狙い通りの結果を出した班もあれば、想定外の飛び方に驚く班もあり、それぞれの班が重心と圧力中心の関係や空気抵抗の影響について考察し、探究の視点をしっかりと記録に残していました。

今回の実験で体感した「圧縮された空気が水を押し出す力」の正体は、実はこれから学ぶ熱力学・気体分子運動論の世界そのもの。今後の授業では、圧力と体積の関係(ボイルの法則)を学びながら、今回のロケットがなぜ飛んだのかを、より深く物理の言葉で説明できるようになっていきます。